現在、5歳の女の子と2歳の男の子の2児の母です。
上の娘がまだ2歳の時に広島へ旅行に行った時の話です。
当時書く事が大好きだった娘は普段から鉛筆やらクレヨンで広告の裏にお絵かきをしていました。
家では紙以外に書いてはダメだよ。と言い聞かせていたので、
家具に書く事はなかったんですが、その時はホテルに泊まっていたのでいつもと違う環境に興奮していたのでしょうか…。
私がお風呂に入ってる間に備え付けのボールペンでソファー、机に楽しそうにお絵かきをしていたのです。
パパは何をしたのか怒鳴りそうになりましたが、まずはペンを取り上げて一先ず石鹸で拭き薄くはなりました。
私も動転して薄くなったから大丈夫かな…と思ってましたが、
チェックアウト後にホテルから連絡が来てこのままだと客室として使えない。
クリーニング代と使えない間の宿泊費を払って欲しい。
大体15万位になる、と言われてしまいました。
幸いまだ近くにいたのでこれからまた掃除しに行きたい、と伝えました。
掃除しに行くと言ったもののパパは仕事でいないし、
子供かかえてどうしようかな…と泣きそうになりながらネットでボールペンの落書きを綺麗にする方法を調べつつ、
近くのスーパーで手当たり次第洗剤を買ってホテルに向かいました。
ホテルの従業員さんは当たり前ですが快くは迎えてくれず、冷たい対応でした。
また部屋に入り娘にはケータイでYouTubeを見せて誤魔化しつつ私はまずは机を洗剤で磨き始めました。
まぁまぁ机は綺麗に落とせた気がします。
次はソファー…多分素材は合皮か何かでしょう。
洗剤を付けた歯ブラシでこすっても落ちません。
むしろ濡れた事でさらに色が濃くなった気がします。
慌てますよね。
慌てたところで状況は変わるはずもなく気持ちを落ち着かせて次のチャレンジ。
次にタオルを濡らし合皮用のクリームで拭いてみましたが、薄くなる気配はまったくありません。
YouTubeに飽きた娘がじゃれついてきますが、今は相手できるはずもなく、泣く娘を見ながら私もまた泣きそうになりました。
色々と格闘してるうちに2・3時間経っていたのでしょうか。
娘は泣きながら寝てしまい、
私も途方に暮れてた頃に従業員の方が来て
『もうけっこうです。ここまでやってもらったら損害の料金は頂きません。お帰り下さい。』
と言われたので、その時は帰る事にしました。
ところがその1ヶ月後にホテルから電話が来てクリーニング代を請求されたのです。
もちろんこちらが悪いので正当な請求だとは思いますが…私は1度掃除しに戻った事、
そしてホテル側から料金を請求する事はない、と言われたから帰った。
それなのに今になって請求されても困る。と伝え支払いを拒否してしまいました。
あの時の事件はきっと忘れられないと思います。
下に男の子が産まれてさらに敏感になりました。
ホテルに行ったら筆記具、壊れそうな物は見えない場所に隠す。
私達家族のいい教訓です。
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