三歳半のわが子が火傷したときの対処方法を書きたいと思います。
事の発端は外食に出かけた際にお好み焼き屋に行きました。
わが子がふざけて立ち上がり、
ふらついて前に倒れ手をついたところが鉄板の周りの縁の銀の部分でした。
ギャーっとすぐ泣いたのですぐに手を冷やしましたが手は水ぶくれが出来てしまいました。
すぐに家に帰り冷やしました。
次の日の朝に皮膚科にかかりました。
水ぶくれは破けそうだったので破き、軟膏とガーゼをする様に指示がありました
。お医者様の指示通りに治療をしていましたが手はぐちゅぐちゅが取れず、
消毒・ガーゼ交換の際はやはりとても痛い様でずっと泣いてました。
一週間が経ち、治りが遅い事にも疑問を持ちインターネットで調べると「湿潤療法」が火傷にいいと知り、
今までしていた治療をやめ湿潤療法を推進しているお医者様に見せに行くことにしました。
ぐちゅぐちゅしているがそこまで深くない火傷だと仰っていただき新しい治療方法を教えて頂きました。
まず消毒はしない・必要ないという事。
消毒をすることによって新しく皮膚を再生するのに良いところもなくしてしまうからだそうです。
ぐちゅぐちゅしていても必要ないそうです。
ぬるま湯で優しく洗い流すだけでいいと仰ってました。
洗ったあとは粘着性のないシートを上にかけて上からテープを貼り固定する。
シートから体液(滲出液)が漏れたら交換。
漏れなかった場合は一日一回交換がベストなので交換して下さい。
とおっしゃってくれました。
湿潤療法は潤いながら治す・出てくる滲出液を利用し皮膚の再生を促すという最新の火傷治療法とことを説明されました。
家に帰ってから湿潤療法を行いました。
まずぬるま湯で優しく洗い流し、シートは好きな大きさにカットして使うシートなのでハサミでシートを切り、
手の上に乗せてテープで固定しました。
これで完了ですが、子供は一切泣かなかったです。
泣かないだけでもホッとしました。
滲出液がすぐに漏れるので度々交換しました。
交換する内に火傷部分が黄色の膜・プルプルしたものが張り付いてました。
最初は膿んでいるのかと心配しましたがタンパク質が固まったものだと知り、
ピンセットなどではがせそうなものははがしました。
張り付いたままだと皮膚の再生が遅くなるそうです。
そして数日すると滲出液は少なくなり、
湿潤療法を始めて五日後には薄い皮膚まで出来ていました!!
皮膚が出来た後はシートは必要なく、
紫外線に気を付けて(跡が残ってしまう場合があるとのことです。)保湿剤をつけるといいと指示がありました。
軟膏とガーゼでは子どもも激痛で治らなかった火傷が、
湿潤療法に切り替えた後は子どもも泣かずに治りも早くて目からウロコでした。
二ヶ月経った頃にはすっかり良くなり火傷の跡もわからなかったです。
湿潤療法は本当にすごいです。
火傷の際は湿潤療法がおススメです。
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