息子が3歳だった頃、上の子を幼稚園にお迎えへ行って1度帰ってきてから習い事の準備をする為にすごくバタバタしていました。
私が洋室で着替えの準備をして部屋のドアをバタンと勢いよく閉めた瞬間に、
横からギャー!っと声がしてハッと見ると息子の指がドアと壁の間に挟まっていました。
一瞬何が起きたか分からなくなりましたが、すぐにドアを開けて泣きじゃくる息子の手を確認。
すると中指の爪が根元からポロっと剥がれているように見えて私もパニックに…どうしよう、
病院!でも車もないし、夕方だし何科に行けばいいのか分からない!
と色々な思いが駆け巡り気がつけば息子を抱きかかえたまま119番に電話をかけていました。
今思えばきっと普段の冷静な自分なら119番なんてかけるのに勇気がいるし、
あの時は相当切羽詰まっていたのだと思います。
救急隊員の方に事情を説明して10分後くらいに家の前に救急車が到着して息子を抱っこして上の子と一緒に乗り込みました。
車内で手を見てもらってから病院を探してもらっていたのですが、
息子の中指はどうやら軽く爪が浮いて出血している程度で剥がれてはいなかったようでした。
それを聞いて少しホッとしましたが、
息子はまだ大泣きしているしもしかしたら骨が折れたりしているかもしれない!
とにかく早くどこか病院をと思っていたのですが、
救急隊員の方は明らかに「この程度で救急車呼ぶなよ?」的な空気をかもちだしていました。
それがすごく伝わり、いや私からしたら大事故でどうしたら分からなきなったくらい一大事だったんだよー!と叫びたいくらいでした。
その後近くの病院で診てもらえることになり病院まで救急車で連れて行ってもらいましたが、
普段車で10分くらいの短い距離がすごーく長く感じました。
結局息子は骨が折れたりはしておらず、浮いた爪が伸びて再生するのを待つだけの軽傷で済んだので安心しました。
この事を主人や身内に話すと、救急車それくらいで呼んだら迷惑よ?とみんな同じ反応…。
周りが言ってる事も分かるし救急隊員の方が迷惑そうに見えたのも確かに理解できる、
でも!でも!という感じで私の気持ちは煮え切らず終えました。
とにかく私の不注意で息子の手を挟んでしまったことには間違いないので反省しつつ、
今後もし怪我をしてしまった時に慌てなくて済むよう病院の連絡リストを作っておきました。
そしてもっと冷静に動いて判断しようと自分の心に誓いました。
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