幼稚園からの帰り道で、4歳の息子は「早く走れるよ」と勢いよく走り出しました。
私は2歳の娘をベビーカーに乗せて、息子の後ろから小走りしてついていくと、少し凸凹がある道で、息子が転んでおでこを打ちました。
息子は起き上がらず、大泣きしていたので、息子を抱き上げると、おでこから転んだようで、3センチ程切れていて、かなり出血していました。
息子も痛さと驚きで泣くのは止まらず、流れる血を見て私は軽いパニックになりました。
ひとまず血を拭き、ハンカチを当て、近くの小児科に駆け込みました。
傷口が大きかったため、縫った方がよいと先生に言われましたが、ここでは外科的処置はできないと言われました。
小児科の先生は消毒などの応急処置をしてくれ、近くで外科的処置をしてくれる病院を探してくれました。
近くの皮膚科が外科的処置をしてくれると言ってくださったので、今度は外科的処置をしてくれる皮膚科に行くことになりました。
皮膚科では、
「子どもなので丁寧に縫いましょう。テープを貼る方法もありますが、針で縫った方が傷口が綺麗になりますよ」
と言われて、針で縫ってもらうことにしました。
ベッドに横になった息子は、泣きつかれたためか、もう泣くことはなく、私の手をグッと握って処置を受けていました。
先生は、間隔を狭めた方が傷口が綺麗だからと、丁寧に4針縫ってくださいました。
縫った上から、医療テープで貼り、その日はそれで家に帰りました。
息子は家に着くとホッとしたのか、珍しくすぐに眠りました。
傷口が完全につくまで2週間はかかると思いますといわれ、1週間後にまずは診察に来てくださいと言われ、医療テープを貼り代えながら1週間過ぎるのを待ちました。
1週間後に診察をしてもらうと、まだ完全にはくっついていませんが、綺麗な傷口のままですと言われ、その後もテープを変えながら、1週間を過ごしました。
1週間後に2度目の診察をしてもらうと、綺麗に傷口がくっついていると言われ、その日に抜糸をしてもらいました。
抜糸の時は、何をされるか分からないからと少し泣きましたが、無事に抜糸をすることができました。
傷口がおでこの上の方で、髪に隠れて見えることはありませんが、よく見ると何となく傷があるのが分かる程度になりました。
小児科の先生が無理に傷口を貼ることなくなく、適した病院を探して対応してくれたお陰で傷も目立たなくなったと感謝しています。
やはり、子どもはこちらの予想しないことをしますので、とっさの判断や普段から周囲の病院を知っておくことが大事だと思いました。
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