3歳くらいの頃だったと思います。
前日からやや風邪っぽかったのですが、
朝起きるとなんだか元気がないようでした。
保育園に通わせていたのですが、
張り切って行けるような感じではありませんでした。
顔をよく見てみると、
目がいつもより腫れぼったいことに気が付きました。
また、なんとなく首も腫れている気がしました。
熱を測ってみると、39度近い高熱がありました。
祖父母に見せると「おたふくかぜではないか?」と言われましたが、
普通おたふくは片方だけなのに、
首が両方とも腫れています。
とりあえず、病院に連れて行ったら、
大きな入院設備のある病院につれていくように言われました。
そこで、大学の附属病院に連れていったら、
検査の結果、伝染性単核症と言われ、入院することになってしまいました。
この病気は、いままで一度も聞いたことがなかったので、
調べてみたところ別名「キス病」とありました。
子供なので、もちろんキスなどするわけないのですが、
祖父母が時々口に入れたものを食べさせていたことはありました。
子供の場合は、EBウィルスというウィルスに感染して、
この病気にかかることが多い、とのことでした。
保育園に通っていたので、
知らないうちに誰かから感染してしまったのかもしれないし、
はっきりとした原因はわかりません。
普通は通院で治るようですが、
うちの子供の場合は、熱が高かったのと、何かの値が高かったため、数日入院となりました。
入院前の点滴や血液検査の時には、あばれて大変でした。
私を病室から出して、
看護師さんたちが子供を押さえつけてなんとか対処したようです。
2日間くらいは元気がなかったのですが、3日目くらいから元気になり、
ベッドの上で何もすることがなく、退屈で大変なようでした。
ちなみに私も一緒に泊まり込みで入院し、
昼から夕方にかけて祖父母に来てもらい、
その間自宅でシャワーを浴びて着替えをして戻るという形になり、結構大変でした。
子供と一緒の病院のベッドで寝ましたが、窮屈で眠れませんでした。
退屈しているようだったので、
病院の売店で塗り絵を買ったり、
家からお絵かきの道具などを持ってきてもらって、なんとか乗り切りました。
4日目に検査して、
それで数値的に大丈夫そうであれば、5日午後に退院できるということになりました。
検査の結果大丈夫ということで、5日目午後に退院しました。
うちの子供は、保育園に通っていたこともあると思いますが、
丈夫そうに見えて、結構子供の頃肺炎などで入院が多かったです。
子供の入院となると、親も周りも大変なのでなるべくなら避けたいところですが、
こればかりはそうはいかないな、と思いました。
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