鼻水が出やすい子でしたが,とても元気でした。ただ,風邪は引きやすがったように思います。
また,他の子の様子はわかりませんが,少し「偏食」があります。
野菜類が苦手で,なかなか食べてくれませんでした。
カレーなどにわからないように切り刻んでピーマン等を入れるのですが,
何故か野菜が入っているのがわかってしまいました。
2歳児をすぎた頃から鼻水の量が増え,辛そうな毎日を過ごしていました。
ティッシュペーパーは手放すことができませんでした。
また,目の痒みも訴え,市販の目薬をさしてもほとんど効果はありませんでした。
時期によってはくしゃみも続き,本当に辛そうでした。
夜も十分には眠れず,親子ともに苦しみました。
はじめは「鼻水が出やすい子」,「風邪を引きやすい子」程度にしか考えていませんでしたので,市販の薬で対応していました。
風邪薬をのませたり,目薬をさしたり,咳止めの薬を飲ませていました。
初めは近所の内科に受診していました。
そこで「アレルギー性鼻炎」であると言われました。
やはり風邪薬や咳止めの薬が処方されましたが,
1ヶ月以上いただいた薬を飲み続けましたが,
症状に大きな変化は見られませんでした。
そこで,耳鼻科を受診することにしました。
わたしの友人に相談したところ,アレルギー性鼻炎の治療に評判のいい病院を紹介されたので,
家からは少し遠かったのですが,そこに決めました。
その耳鼻科は近所の内科医とは違い,アレルギーの検査をしっかりした上で治療をしてくれました。
わたしの息子は「杉やブタクサ等の花粉・イエダニ」を中心に多くの物質にアレルギー反応が見られるとのこと。
また,治療には時間がかかるとも言われました。
まだ完治には至っていませんが,アレルギー性鼻炎の症状は随分柔らいでいます。
1週間に1度通院し,「ネブライザー」等の器具を使っての治療と投薬治療が中心でした。
症状が緩和し,日常生活に支障が出ない程度になるまでには5年ほどかかりました。
今でも時期によっては症状が現れています。そんな時には注射も打ってもらいます。
遺伝的なものなのか,食事なのか,生活習慣なのか,今でも原因はわかりません。
主治医に聞いてもはっきりとした答えは返ってきません。
ただ一つ言えることは「住環境」ではないかということです。
我が家は杉林に囲まれ,時期になると杉林から真っ黄色の花粉が風に舞って大量に飛んできます。洗濯物にもびっしりと付くくらいの量です。
そんな住環境の中で生活しているので,こればっかりはどうすることもできません。
我が家はわたしと夫,それに子どもが2人の4人家族ですが,夫以外は皆花粉症です。そのなかでも長男は特に症状がひどく現れます。
アレルギー性鼻炎の予防に一番効果的なのは何といっても「注射」です。毎年ほぼ決まった時期になると症状がはっきりと現れてくるので,その前にか
かりつけの耳鼻科に行って注射を打ってもらいます。
そうすると,アレルギー性鼻炎の症状は出ますが,とても軽く済みます。
また,主治医からは「刺激の強い食事は避けること」「規則正しい生活をすること」等の話をいただいています。
できる限りその指示を守るように努力をしています。
アレルギー性鼻炎の自覚症状が出たら,かかりつけの耳鼻科に行くしかありません。随分と楽になります。
また,主治医から処方された「点鼻薬」は常に持っています。
コメント