当時10ヵ月の子どもといつも通り夕飯を用意し食事にしようとしたところ、
身体が熱いことに気が付きました。
本人はぼーっとしていましたが、徐々にぐずり始め泣きながら抱っこから片時も離れなくなりました。
熱を測ると38度を超え、あっという間に40度近くまで上がりました。
また咳や鼻水も出始め、息苦しそうでした。夜間に発熱したので一晩様子を見ていましたが、
本人は身体が痛いのか30分おきに泣いては寝てを繰り返し辛そうでした。
朝になっても熱は下がらずぐったりとしており、
冬時ということもあり何かもらったんじゃないかと思い、朝いちで病院に受診しました。
鼻に綿棒にようなものを入れて検査し、インフルエンザA陽性と診断。
最近流行っていてインフルエンザで受診した子どもが増えていると、医師は言っていました。
赤ちゃんには内服薬はないとのことで、解熱剤を処方してもらい自宅療養となりました。
医師からは解熱してから1週間は外出しないようにと説明を受けました。
発熱してから解熱するまで約3日かかりました。
解熱するまでの間はアイスノンで冷やしたり、ぐずったらすぐに抱っこしてあやし、
赤ちゃん用のスポーツドリンクを飲ませ脱水予防に努めたりしていました。
食欲が戻るまでは好きなものを欲しいだけあげ、特にフルーツは積極的に食べてくれていました。
また完全母乳でしたので、安心したいからか、母乳を欲しがるときは気が済むまであげていました。
時にはせき込んで吐くこともしょっちゅうありました。
やっと食べたものも全部出てしまい、またか…と私自身も疲れ果ててしまいました。
家のことそっちのけでしたが、子どもにたくさん時間を使い、
子どもが不安にならないように努めました。
解熱してからは落ちた体力は勢いの増した食欲であっという間に取り戻し、
安静期間は元気があり余り退屈だったようです。
安静解除になってからは貯めておいた元気をふんだんに出して遊んでいました。
当時はインフルエンザのワクチンを接種していませんでしたので、
予防接種していれば可能性は低くなったのかなと今では思います。
ワクチンを打ったから100%予防できるわけではありませんが、
少なくとも罹患する可能性は低くはなるので、賛否両論ありますが私は受けた方が良いと学びました。
生後6ヶ月を過ぎると母親からもらった免疫が急激になくなり、
流行りものにかかりやすくなるので特に注意が必要です。
しかし、ずっと家にいるわけにもいかないので、
まずは親の手洗いからインフルエンザ対策を徹底することが大事です。
子どもにも小さいうちから手を洗うという習慣を覚えてもらうのに、
一緒に手洗いをすると子どもも遊び感覚で楽しんでくれます。
また、食事でも免疫力を高めてくれる食材があります。
免疫細胞は腸内に約7割あり、腸内環境を整えることによって免疫力を向上させます。
うちはインフルエンザにかかってからはヨーグルトや納豆、
バナナは子どもも好きだったので毎日のようにあげていました。
赤ちゃんは腸内の発達が十分ではないため、
食べ物の消化もままならないだけでなく免疫も強くないので、流行りものにかかりやすいんですね。
インフルエンザ対策に、徹底した手洗いと、
免疫力アップの食事、予防接種が効果的だと思います。
最後にご家庭にもよると思いますが、家族の力を借りましょう。
ママひとりでは子育てできません。
ママと子は繋がっていると言いますが、本当にそうだと思います。
自分のコンディションが落ちているときに子どもの体調が悪くなることって多いんです。
看病を頑張りすぎたために、今度はママがダウンなんてこともあります。
そうならないためにも、家族に家事や買い物などなんでもいいので頼んでみてください。
ママが辛いと子どもも辛いんです。
ママが嬉しいと子どもも嬉しいんです。
すべて自分のせいではありません。
ママは世界で一番の働きもので頑張り屋さんですから。
自分を追い込まないで育児を楽しんでください。
これを読んでくれたあなたが少しでも元気になりますように。
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