娘が1歳4か月の時、川崎病で4日間入院しました。
娘は産まれた時からあまり熱の出ない子で、出てもすぐに引くという感じでした。
ところが、その時の熱は5日間もズルズルと続いたのです。
発熱2日目に病院を受診すると普段もらっている抗生剤を処方されました。
その日も翌日も上がったり下がったりを繰り返していました。
4日目に再度同じ病院を受診すると、
熱が長引いていてお腹の発疹や目が充血していることから「もしかしたら川崎病かも…」と先生が呟きました。
違う種類の抗生剤を処方されたのですが、
翌日祝日だったこともあり先生が
「明日になっても熱が引かなければ総合病院へ行ってください。紹介状を書いておきます」
と言われました。
普段、風邪を引いても初日にぐったりはしているけれどしばらくすると元気になって食欲も出ますが、
その時は寝てばかりで元気な時間が短くぐったりとしていました。
食欲もほとんどなく辛そうでした。
そして、5日目のお昼からまた高熱が出始めたため、総合病院へ行きました。
診察の時に、目の充血・下の腫れ・BCG痕の腫れ・体の発疹等、条件が揃ったため川崎病と診断されすぐに入院となりました。
後から知ったのですが、
川崎病とは診断がつくには発熱から4、5日間かかるそうでちょうどその時が治療の始め時で「一番良い時に受診してくれた」と言われました。
ガンマグロブリン療法で点滴をするため私から離され、
娘一人処置室に連れて行かれました。
部屋から大声で泣く声が聞こえてきてかわいそうでした。
点滴を抜かないよう、腕を固定して包帯でグルグル巻きにされていました。
点滴を投与し始めてから翌日には熱も下がり、
少しずつ目の充血も引き顔つきがいつもの娘に戻ってきて安心したのを覚えています。
ゆっくりと3、4日間かけて点滴を投与して行き、食欲も元に戻りました。
最短の4日間で退院することが出来ました。
あと、川崎病は後遺症が残る場合があるそうなのですが、
心臓の血管に血栓ができ静脈瘤ができてしまうことがあるそうなのです。
治療のタイミングが遅ければそのような後遺症もある病気です。
幸い、娘の場合はそのような症状は見られなかったのですが、
1カ月間は血栓ができないようにする薬を処方され飲ませ続けました。
1週間後、2週間後、1カ月後、3カ月後、半年後と徐々に受診は間隔が空き、
中学校卒業と同時に受診も終了するようです。
今現在、小学校1年生で来月受診します。
今のところすべて何もなくクリアしているのですが、念のため受診しておきます。
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