私の息子は小学生5年生の時に脳炎を発症しました。
その頃までは普通の小学校に通っていました。
勉強も普通にできて算数が得意でした。
5年生の夏休み前に友達のところに出かけた夜に高熱を出しました。
その日から病院に入院しました。
病院に行ったり来たりの生活になりました。
一度は熱が下がって退院しましたが、また高熱が続きました。
またすぐに入院になりました。
また退院しました。
その夜にけいれんが起きました。
なかなか止まらず救急搬送になりました。
入院は救急治療室に入りました。
半月ほどこの部屋にいました。
言葉もしゃべれないぐらいの衰弱ぶりでした。
半月経ってから普通病室に移動しました。
鼻から鼻注をしてベッドに寝たきりでした。
まったくいつもの息子のようではありませんでした。
リハビリをして本当に本人なりに努力できたと思います。
薬を服用するにも始めは拒否が多くなかなか飲んでくれませんでした。
そのために家内と一緒に飲ませたり交代したりして飲んでもらいました。
そして入院でも泊まりを家内と交代したりしました。
病院の狭いベッドで休むことはなかなかつらいことがわかりました。
小児が多いので夜中に夜泣きをしたりして大変だったのを覚えています。
うちの息子はだんだん回復してきました。
車椅子を何日か続けていました。
歩くリハビリを続けていきました。
ここでも並大抵の努力をしたのだと思います。
だんだんベッドでも立てるようになりました。
家内が危ないと心配をしていましたが見守りの中うまく立てれるようにもなりました。
ここまで来るのにいつも神様にお祈りの毎日でした。
本当に奇跡には感謝しています。
神の守護と大きな見守りのおかげでぐんぐんと早いペースで回復していきました。
車椅子もない状態で歩けるようになりました。
ここまでが本当に長くて苦労の連続でした。
このたいへんな思い出は生涯忘れないと思います。
家内がいてくれて頑張ってくれ、また息子も頑張ったおかげだ思っています。
今は大きくなっていますが、てんかんが残っているために苦労をしていますが、
この大変な時を乗り越えたのでそれよりは良い状況です。
落ち着いてきたし身体もときどき不穏になりますがまずまずです。
子供は大きな病気をする時がありますが、
これは母親との結びつきをためすためだともいわれています。
くじけないで前に進んでいきましょう。
きっと大きくなったら感謝してくれる日が来ます。
それを真実進んでいくことが大切です。
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