夏場になると流行するといわれる手足口病ですが、
最初は流行していると言われても実感も無く過ごしていました。
しかし保育園の16人のクラス中半数が手足口病に掛かっていると聞きながらも通常通り保育園に送り届けたある日、
お昼頃に「38.3度の熱がある」と呼び出されました。
急いで保育園に着くも本人はいたって元気そうで、食欲もあり、風邪の様な咳・鼻水の様子も見られず、
熱だけでは病院に行くほどでもないかと思い一旦帰宅して夜熱が上がるかどうかを見ることにしました。
しかし夜も熱は上がらずゆっくり眠れた様だったので、翌日には保育園に送り届け靴下を脱がせた所、
足首のあたりに小さな赤い発疹を発見しました。
といっても、あちこちに出ている訳でもなく、よくよく見ると足の甲や腕に赤い発疹があるかな?これってどうなんだろう、
と先生も一緒に体を見ながら探す様なレベルで、素人の我々には判断し難いものでした。
しかし保育園での大流行を考えるとやはり手足口病の恐れはあり、一旦保育園を後にして病院へ急ぎました。
先生の診察では、口の中の口内炎は見られないし、熱もない、しかしやはり手足口病の可能性が高いとのことでした。
先生によると、手足口病の発疹は外からの塗り薬は効かないのが特徴だそうで、
熱が高い、口内炎がひどい、かゆがるなどはっきりとした症状が出ていればそれを緩和させる薬が処方されるとのこと。
しかし見た目の割に本人もかゆがったりしない事が多いのが手足口病の特徴だそうで、
薬は出されず通常通りの生活で良いといわれました。
気になる保育園ですが、インフルエンザや風疹などの流行性伝染病の場合は登校・登園は禁止されますが、
手足口病は登校・登園禁止の伝染病ではないとのことです。
その為熱が無ければ登園可能といわれました。
しかし保育園側からは、赤い発疹がやがて水疱となり、
それがつぶれると汁がでてしまい他の子に感染しやすい、又そこからばい菌が入り化膿しやすいので、
水疱がつぶれてかさぶたになってから登園してほしいといわれておりました。
その内容は病院の先生に相談しましたが、保育園側はそういっても、手足口病の潜伏期間は2週間ほどあり、
どのタイミングで登園しようとも一旦流行しだすと必ず蔓延するものであること。
対処薬もないので医師から言わせれば登園禁止の流行性伝染病でもないし、そう決められていること。
それらを考慮すれば、登園や普段どおりの生活に全く問題はない、の一点張りでした。
一先ず病院を去り、その日は自宅で過ごしましたが夕方頃には腕や足のすね、
足首に赤い発疹が広がり、お尻にもひどく発疹が見られました。
翌日にはそれらが水疱に変わり、つぶれた水疱も見られましたが本人はかゆがる様子も無く、熱もないのでかなり元気でした。
先生に言われたことが正しいと思いながらも、これからも付き合いのある保育園や他のお子さんとの間のマナーの問題であり、
人のあまりいない公園等で時間をつぶし、結果土日を含む5日保育園を休みました。
病院で診察頂いた当日は発疹の数も少なく水疱も見られなかったので翌日には登園できるのでは、と思いましたが、
日を増すにつれて発疹の数や様子が変わり、見た目はかなり痛々しい感じに見えました。
口の中にも口内炎が多数できる場合がある様で、そうなると食欲もないので可哀想ですが、
今回は幸いにも口の中にはできなかった為、親子ともども落ち着いて対処できました。
全ての発疹が消えるまでには2週間ちょっと掛かりました。
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