この夏、1歳7ヶ月の息子が手足口病にかかりました。
初めの異変は、いつも食べるごはんやバナナを拒否し出したことです。
普段食べているものを食べたがらなくなり2日ほどが経ってから、
ある日の夕方、急に39度の高熱が出て来ました。
夕方までは普段通り遊んでいたのに、
夕方に急にぐずりだし、昼寝をしていないからか?と思いましたが、
一度寝かせてもすぐ、起きて泣き出しました。
いつもより身体が熱かったので、体温を測ると39度でした。
急いでかかりつけの小児科に電話し、
診察時間ぎりぎりに診てもらえることになりました。
病院での診察では、喉の奥が赤くなっているので、夏風邪か、
この後熱が下がってから手や足に湿疹が出て来たら、手足口病かもしれない、という診断でした。
その頃、手足口病が流行っていたので、その可能性が高いということでした。
その夜、熱は40度近くまで上がり、寝付けないようだったので、
解熱の座薬を入れ、そのあとは眠りにつけました。
次の日も、38度代の熱が出ていましたが、3日目には熱は下がりました。
そして、2日目には、手の甲に1つ水疱ができており、
それが手の甲から腕、足から太ももにかけて徐々に増えていきました。
お尻にも少しできていました。
水疱ができた時点で、再度小児科で診てもらうと、
やはり手足口病、ということでした。
医者に言われたこととしては、手足口病は手や足、
お尻などに水疱ができる病気で、かゆみはないのが特徴だということでした。
夏風邪の一種だそうで、水疱については、
日にち薬で、1週間ほとで枯れて治っていきます。
喉にも水疱ができると、食べたり飲んだりするのが辛くなるようで、
息子ものどが赤くなっていたから、
数日前からごはんをあまり食べなくなったんだと分かりました。
また、手足口病の菌は、唾液や便からうつるようで、
おもちゃを舐めたりよだれが垂れるような子供からはうつりやすいようです。
便にはおよそ1ヶ月は菌が存在しているそうなので、
オムツ替えの際などは、大人はよく、手洗いをするようにということでした。
大人は、基本的にはかかりにくいが、
免疫が弱っているときにはかかることもあり、うつると大人の方が重篤化しやすいようです。
大人がかかった場合は、高熱や、
喉の痛みで食べ物や飲み物がとれない、などの症状があるようです。
息子に対してどのような対応をしたかというと、高熱については、特に薬はなく、
夜寝れないときだけ解熱剤を投与し、
その他は自然治癒力で熱を下げるよう見守りました。
水疱についても、特に何をするということもなく、日にち薬なので、
人にうつさないように家でおとなしく遊びました。
4、5日もすると、水疱がだんだんと枯れてきて、
布団の上にぽろぽろとかさぶたが落ちている、
という状態がしばらく続き、肌も綺麗になっていきました。
水疱が見えているところは、たまに気になるようで触ってしまうので、
長袖を着せたりして、変に掻いてしまわないよう、注意しました。
息子の場合は、2、3週間で、だんだんと水疱の跡もきれいになっていきました。
手足口病は、一度かかったからといって、
もうかからない病気ではなく、何度でもかかるようです。
夏風邪の一種のようなものなので、かかるのはしょうがないですが、
手洗いなどでしっかり予防することが必要だと感じました。
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