私には、娘が二人います。
ちょうど下の子を出産したときの話です。
長女は2才で出産は9月の秋口でした。
このあと冬が来る、冬が来るということは…冬の時期ならではの感染症が流行するということで少しは危機感もありました。
まず次女を出産して退院したとき、長女はわたしと離れていたこともあり発熱が見られました。
よく聞く話で、産後の母親が病院にいる間お姉ちゃんになった子ども、
お兄ちゃんになった子どもが環境の変化やお母さんと離れての生活で寂しくて熱を出すと…
私の娘もそうだと、思い込んでいました。
発熱がありながらも、次女を可愛がり、撫でてくれたり一緒に並んで眠ったり、
優しいお姉ちゃんの姿に母親として嬉しい気持ちでいっぱいでした。
発熱しているにも関わらず新生児との接触も長女のお姉ちゃんする姿を優先に考えてしまったわけです。
数日後…
新生児には聞いたことない咳が出始めました。
最初は咳も少なかったこともあったり、まさか免疫がある新生児期に、
どうしたのだろう??
むせたのかな?
なんて考えていました。
長女と一緒に小児科へ行き、次女も見てもらうことになりました。
その日は簡単な咳だけだったのに翌日には発熱もあり高熱ではないものの再度小児科へ行きました。
長女はRSウイルスと診断され、次女への感染は様子をみましょうと先生に言われました。
紹介状は書きますのでもし咳が増えたら大きな病院へと言われました。
そして帰ろうとしたところ席をたつと、
「やっぱり今から大きな病院いっておいで。」・・・と。
その足で大きな病院へ行きました。
小児科病棟へ行き検査を進めるとRSウイルスと診断が下されました。
足には酸素を測る機械をつけられて、酸素が減ったときには酸素マスクを・・・。
と慌てる姿に生まれて数日の娘に私の心臓もドキドキソワソワがとまりませんでした。
救いだったのは、哺乳量の低下がなく、ミルクをしっかり飲めたこと。
鼻水や痰がたまるようで鼻吸いをよくしてもらってましたが小さな我が子の頑張る姿に母としても反省するべき点がありました。
新生児を連れて帰ってきて長女が次女を思う気持ちがいとおしくて仕方がなかった…
でもここで感染してしまっていたのですね。
長女にはRSウイルスも普通の風邪のような症状でしたが、小さな新生児には心配な病となり、気管支炎などすべての数値が治まるまで退院はできませんでした。
長女が発熱した時にやはり別々に時間を過ごしたりマスクさせたり(嫌がるでしょうが)試してみるべきだったかもしれません。
2才児相手は普段から大変なものです。
熱ともなれば機嫌も悪くなるし、普段からの予防は大事と心の底から感じたのでした。
ちょうどその季節は長女の保育園でRSウイルスが流行っていたこと。
まさかのまさかの姉妹感染でした。
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