現在、2歳半の娘が2歳になった頃の体験談です。
ある日、いつものように手を繋いで歩いているときでした。
手の指先に小さなしこりを発見。
「あれ??○○ちゃん、ここ何かあるね?」
その頃娘は、公園に行く度、
「てつぼう!てつぼうする?!♪」と、鉄棒にぶら下がる遊びが大のお気に入りだったので
そのしこりを発見した時は、
「あ?あ、○○ちゃん、鉄棒のし過ぎで指にマメができちゃってたね?まあそのうち治るから我慢しようね。」
と笑って見過ごしていました。
それから本人も気にする事なく、痛がる事も無かった為
私も特に気にする事なく一週間を過ぎた頃でした。
保育園からの帰り道、娘が突然「ね?ママ、○○ちゃんのお指大きくなってきた?」
何を言い出したんだろ?などと思いながら
家に着き、娘の手の指先のしこりを見てびっくり!!
あんなに小さかったしこりがボコっと!その存在感ったら…
「マメじゃないイボじゃん!!!」
その大きさに、私は慌てて「○○ちゃん、痛い?ここ痛い?ママ、気にも留めてなくてごめんね。」と猛反省..
すると娘はケロっとした顔で「コレ、じぇんじぇん痛くないよ?♪」といつも通りブロック遊び。
翌日、早々に皮膚科へいきました。
「ママ、ここびょういん?こわいね?」
「大丈夫!みてくださいってするだけだから」
名前が呼ばれ、診察室へ。
「お母さん、これは水いぼですね。大きく、しかも硬くなっちゃってますね。
だいぶ放っておいたんじゃない?ウイルス性だからひどい子は手の平じゅうや顔にまでブツブツが広がる病気ですよ。」と。
先生に感染経路を尋ねると
「保育園に通っているならば、可能性としてはそこでのプールや感染している子供との接触、
ウイルスのついたタオルの使用などからの感染が高いですね。」
「家庭内感染の可能性も十分ありますし、これは子供だけの病気ではなく、大人でもかかってしまう病気です。」
それを踏まえ、色んな原因が頭の中を巡るなか
これからの治療法についてですが…と先生。
「ここまで硬くなってると、子供はかなり怖がってしまうかもしれないけど、
メスで切り取る方法や専用のピンセットでつまんで取る治療法が早期完治を希望される場合はおすすめです。」
「後は、痛み無く子供も怖がらない治療法としては、漢方のお薬を飲んで、
通院しながらゆっくり治していく方法ですね。
うちの病院では子供さんの治療としてこちらを選択される親御さんが多いです。」
もちろん、怖がりの娘に痛い治療など受けさせれるはずもなく…その日は内服薬を貰って帰宅。
それから、いろいろネットで調べていくうちに、”木酢液”での治療というのを発見。
早速、木酢液を購入し、お風呂上がりに綿棒で幹部へ塗布治療を開始。
何とか、娘も嫌がる事なく「ママ、今日もお薬ぬりぬりする?!」と自分から言ってきてくれて助かりました。
内服薬服用共に一週間を過ぎた頃、ネットで見ていて覚悟はしていたものの、
イボから黒いプツプツが浮き上がりはじめてきていました。
子供の指のイボにとげが何本も刺さっているかのような見た目、
それが体内から出てきているのかと思うと正直、鳥肌がたちそうになりました。
でも、これこそ治っている証拠よ!この子も頑張ってるんだから!
と自分に言い聞かせ、娘がスヤスヤ眠りについたころ、
その黒いプツプツをそっと、ひとつひとつつまんで取っての繰り返しの作業。
小さくなってきたようななってきてないような…そんな事を思いながら。
それから一週間程過ぎた頃、お風呂上がりにポロっと。長かったような呆気ないような。
「○○ちゃん!取れたよ!やーっと取れたよ。頑張ったね!」
一番嬉しかったのは私かもしれません。
「○○ちゃんの指、治ったね?」と本人はなぜか他人事のような口調でしたが綺麗に取れてくれました。
少し時間は掛かりますが、我が子に痛い嫌な思いをさせるより、この治療法で良かったかなと思います。
何事も早期発見早期対策、大事ですね。
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