熱性痙攣は遺伝ではない!?まずは対処法を覚えるべし!

熱性痙攣

子供が一歳半の、寒い時期の話です。

 

通っていた保育園で風邪が流行っていて、

我が子も間もなく鼻水と咳が出始め、
その日の夜中には39度を超える熱が出ました。

園や学校で集団生活をしていると、

どうしても感染って防ぎきれませんよね。

 

それでも体温の割には元気で、
いつもの風邪かぁ・・・と普段どおりに過ごしていました。

発熱は、体内に入り込んだウィルスや菌を排除するための

身体の自然な免疫反応という事ですので、
無理に薬などで熱を下げたりせず、水分だけは多めに摂取させていました。

 

夜が明けて・・・小児科の診察時間まで自宅にいると、

突然子供がしゃっくりのような声を出し始めました。

のぞいて見ると、なんと、白目をむいて小刻みに震えています。
手足も硬直し、ビクッ、ビクッ、と天を仰ぐような動作をしていました。

これはタダごとでは無いと私たち家族に緊張が走りましたが、
以前育児向けの雑誌で、

 

「このような時は出来るだけ発作の時間を計測する。」

 

と書いてあったのを思い出したのです。

 

不安な気持ちのまま、

すぐに時計の秒針と子どもの様子を交互に見た事を今でも鮮明に覚えています。

30秒ほどで発作は治まり、子どもが泣き始めました。

大汗をかいて、そのまま疲れてウトウトするような仕草を見せました。

短い時間でしたが、あまりの不安に何分も経過しているようなそんな錯覚さえおぼえました。

救急車を呼ぶべきか悩みましたが、自家用車で大きい病院の救急外来に受診をしました。

大きなサイレンを鳴らして救急車が来る事を

躊躇していたという理由もありました。

 

病院に到着した時には普段通りの子どもの様子に戻り、
受付で症状を説明すると、しばらく待たされるとの話に、
緊急事態ではないのかな?と少しだけ安堵した記憶があります。

 

先生の診断は、「熱性けいれん」でした。

先生いわく、小さい子どもが高熱を出した時にあらわれる事もある症状という事で、
30秒程度の発作ではまず問題無いという事でひとまず安心しました。

 

熱性けいれん再発予防座薬をしてもらい、風邪の諸症状の薬を処方してもらい、
その後先生に、慌てずに対処出来た事が良かったと言っていただきました。

 

ひと昔前は、けいれんの発作の時は患者が自分の舌を噛んで傷をつけないように
割り箸にガーゼを巻いたものを噛ませるといい等の民間療法(?)の情報があったようで、
いまだにそれを実践している親御さんもいるとの事。

 

しかしそれは間違った対処法で、かえって危険だと言う事を教えてもらいました。
けいれん発作の時に舌を噛む事はまず無いとの事です。

 

帰宅後は発作も無く、そのまま風邪症状も完治し、脳などに影響もなく、
あれから9年ほど経ち、何回も40度近くの発熱を経験しましたが、
熱性けいれんはその一度のみでした。

 

後から聞いた話ですが、夫(子どもの父親)も幼少時、

熱性けいれんを経験した事があるとの事でした。

遺伝するものではない様ですが、

体質が似ると同じ様な症状が出る事もあるみたいです。

その時は夫の母が、

自分の指を噛ませて症状が治まるのを待ったそうです。

 

指は噛まれて血だらけになったそうで、
「正しい対処法をその時に知っていれば良かった。」と
苦笑いしていました。

 

突然我が子がけいれんを起こすと、
このまま死んでしまうのではないかと不安な気持ちになるのは親として当たり前の事なのですが、
慌てず騒がず、子どもに触れず、次の事を観察してあげて欲しいと思います。

 

 

発作の持続時間、発作時の体動が左右対称であるか、嘔吐はないか。

嘔吐がある場合は、静かに頭を横に向けてあげて下さい。

嘔吐物での窒息を防ぐためだそうです。

 

そして落ち着いて受診させてあげて下さい。

どうしても不安な場合は、救急車を呼んでもいいんだよと、
先生がおっしゃっていましたので、躊躇せず対処してくださいね。

 

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