まさか加湿器が原因で肺炎に!?子供の私の恐怖体験談!

病気

風邪をひいた子どものために、良かれと思ってしたことが、

 

かえって子どもの病状を悪化させてしまった「私の恐怖体験」をお伝えします。

 

 

それは、息子が1歳を迎えたばかりのことでした。

 

明るい陽射しの6月初旬。その日は特に晴天に恵まれ、暖かくて風も穏やか。まさに、絶好の外出日和でした。

 

お出かけ大好きな元気印の息子を連れて、その日、私たち夫婦が選んだ週末の家族レジャーは、

 

公園へのピクニック。お弁当とレジャーシートを持って、家族3人、近くの公園へと出かけました。

 

芝生の上にレジャーシートを敷いてランチを楽しむ私たちの傍らでは、フリスビーに興じる若い男女と大型犬、

 

楽しそうに走り回る子どもたち、ファミリーや年配の夫婦などたくさんの人たちで賑わっていました。

 

そんな公園の芝生で、1歳の息子と私たちは、アウトドアを満喫していました。

 

 

それから2日後のことです。

 

息子が咳をし始めました。

 

ああ、風邪をひかせちゃったかな……。

 

熱を測ってみると、その時はそれほど高いというわけではありませんでした。

 

そこで、市販の風邪薬を飲ませ、額に冷却シートを貼り、咳き込む息子の喉を潤そうと、

 

喉に優しく飲みやすい生姜湯を飲ませ、空気清浄器と加湿器をフル回転し、体をしっかりと温めてから息子を寝かし付けました。

 

出来る限りの対処はした、と、その時はそう思いました。

 

ところがです。

 

その翌日からその日の夜にかけて、息子の容体が急変してしまったのです!

 

 

苦しがって泣く息子。その胸の奥から、ヒューヒューという音が聞こえてきました。

 

熱は39℃を越えており、顔色も唇の色も普通ではありません。

 

ほんの数日前まで元気だった息子の容体のあまりの急変に、夫も私も慌てて狼狽えました。

 

しかし、ぐったりしていく息子を見て、ハッとして我に返り、私たち夫婦は慌てて救急車を呼びました。

 

 

救急車に同乗出来るのは、息子とあと、私たち夫婦のどちらか1人だけ。

 

そこで、私が息子と救急車に乗り込み、夫は後から車で駆けつけることになりました。

 

救急車の中で息子は酸素の値を測定されました。

 

通常の60%しか酸素が体内に取り込まれていないとのことで、急遽、息子は移動中の救急車の中で酸素を投与されました。

 

すぐに受け入れ先の病院が決まり、息子と私を乗せた救急車は、けたたましいサイレンとともに、一目散に目的地へと猛スピードで駆け抜けました。

 

 

運び込まれた病院では、すぐに入院となりました。

 

聴診器を当てた医師がすぐに、息子を「肺炎」と診断しました。

 

息子は点滴と酸素カニューレ、酸素飽和度と心電図、脈拍を測定するモニターを付けられ、それと同時に、抗生剤治療が始まりました。

 

頼もしい医師が「これから薬で治療を開始します」と言って、息子の治療をしてくださいました。

 

病院で専門の先生方に治療をしていただける。ひとまず、ホッと安心しました。

 

親切な看護師さんが何度も病室へ来てくださり、咳き込む息子のために、加湿器を付けてくださいました。
 
血液検査、尿検査、レントゲン、細菌培養検査……様々な検査を受けました。

 

主治医より、息子の肺炎を引き起こした原因を一つ一つ探しながら、治療に一番効果的な薬で治療していく、とのお話がありました。

 

最初は、肺炎球菌が疑われましたが、それは、すぐに否定されました。

 

検査に検査を重ね、何人もの医師がカンファレンスを重ねたにも関わらず、

 

 

息子の肺炎の原因が分からず、治療の効果も出ませんでした。

 

そうして、医師の懸命の治療にも関わらず、息子は、やがて、かなりの量の酸素を吸っていても、

 

酸素飽和度が60%を切る状態になりました。

 

モニターの警告音は、ひっきりなしに鳴りました。肺に溜まった分泌物を取り除くため、息子は頻繁に吸引されました。

 

そのたびに息子は、体を仰け反らせて泣き叫び、もがき苦しみました。

 

 

ベテランの医師たちは、皆、首を傾げました。

 

どんな薬を使っても、息子の容体は良くなるどころか、日に日に悪い方向へと向かいました。

 

息子の容体をこれほど悪化させた原因は何なのか……?

 

何十種類という菌やウィルスの培養検査が行われました。

 

どんなに調べても、息子の肺炎の原因となる「モノ」が特定出来ませんでした。

 

そうしているうちに、息子の容体はますます悪化していきました。

 

 

息子は個室に移され、酸素ボックスに入れられ、手にも足にも、点滴やモニターが付けられました。

 

病室の中は、加湿器の湿気が充満して、視界が曇ってみえる程でした。

 

 

このままだと、人工呼吸器の装着が必要になるかもしれない、もしかして、それでも改善しなければ、最悪のこともあり得る、

 

そうなる前に、他の病院へ紹介状を書くので転院を考えてみてはどうか、

 

医師からそのように告げられた時、一体、息子の体に何が起こってしまったのか!? とショックで愕然としました。

 

とにかく、息子の命を救うための最善の方法をよろしくお願いします!!! 

 

私たち夫婦は、死にもの狂いで医師たちにお願いし、頭を下げました。

 

医師たちも、息子さんの治療の為に、医師一丸となって全力で取り組みます、と答えてくれました。

 

親戚たちが、次々と息子の病室へやってきました。

 

このまま容体が回復しないようなら、転院することも考えた方が良いという親戚のアドバイスに、

 

医師から勧められた病院への転院手続きを進めてもらおうとしていた矢先、主治医が息子の病室へ駆け込んできました。

 

「加湿器を至急、オフにしてください!」

主治医の血相を変えたその様子に、私たちも看護師も、一瞬、何事かと驚きました。

 

呆然とする私たちをよそに、主治医は、加湿器のコンセントを抜きました。

 

「息子さんの肺炎の原因は、カビです!」

 

「えっ?? カビ???」

 

「そうです。カビです」
 
そうして、息子の病室から加湿器が取り除かれました。

 

息子は、「免疫力を高める」点滴を投与され、頻繁に吸引を行ってもらうことで、

 

少しずつ快方へと向かい、やがて、1ヶ月の入院治療期間を経て、無事に元気で退院することが出来ました。
 
不安で苦しい入院期間を終えて、家に帰ってきて、ふと、健康のためにと息子の部屋に置いていた加湿器と空気清浄器を見て、ゾッとしました。

 

どちらも、息子が生まれる何年も前に購入して使用したまま、一度も中の清掃をしていなかったのです!

 

特に、加湿器の水は、数日、替え忘れることも……。

 

 

寒い時期、暑い時期、乾燥する季節、エアコンに加湿器、空気清浄器、これらの電化製品は、私たちの暮らしの上で必要なものですよね? 

 

特に、エアコンは、真夏の熱中症予防や真冬の寒さを凌ぐのに欠かせません。

 

しかし、これらの電化製品は、きちんと掃除やこまめな手入れをしないと、時として、空気中にかえってたくさんのカビやホコリ、

 

ウィルスを撒き散らし、そして、それが、抵抗力の落ちたお年寄りや免疫機能の未発達な小さな子どもたち、

 

特に、乳幼児の健康を脅かすこともあり得るのだ、いうことを、私はその時の経験から身をもって学びました。

 

風邪をひいた我が子に、良かれと思って行ったことが、より、子どもの体調を悪化させてしまった「私の恐怖の失敗談」。

 

 

あなたは一体、どう思われましたか―?

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