現在小学校1年生の娘が、幼稚園の年中の頃のことです。
幼稚園で胃腸炎が流行っていて、娘も感染しました。
嘔吐や下痢が続き、ほとんど食事もとれません。
体が心配なので、経口補水液などを飲ませようとしても、
味が嫌だと言って飲んでくれません。
体力もどんどん落ちていきます。
そして発症して2日目、お腹が痛いと泣き叫んでいたのです。
あまりに痛がるので、何か他の病気なのではないかと心配になり、違う小児科を受診しました。
でも、胃腸炎という診断は変わらず、お医者さんも
「できることはないので、安静にするしかありません」
というそっけない対応でした。
家に帰ってきても、ずっと痛みで泣き叫んでいます。
衰弱しているので、そのまま眠ってしまいました。
でも数時間後に起きたときは、また激しく泣いています。
何も食べていないので、うんちも出ません。
そこで、小児救急の電話相談をしてみることにしました。
そこで言われたのは
「もしかしたら、出きっていない便があるのかもしれない」
ということでした。
胃腸炎に感染している状態の菌のある便が全部で切っていないので、
それで痛いのではないかと。
つまり、便秘です。
娘は便秘気味で、以前も便がたまってしまい、小児科で浣腸をしてもらったことがありました。
そこで、イチジク浣腸を薬局で買い、娘に浣腸をしました。
すると、「ポンッ」と丸い小さな塊の便が出たのです。
そのあとに、下痢のような便も少量でました。
1日以上ずっと泣き叫んでいた娘の痛みが、やっと治まりました。
私も夜も眠れず、ずっと大変だったので、心の底から安堵したことを思い出します。
子供の体質にもよりますが、娘は便を出す力が弱かったので、
胃腸炎になって、うまく排泄ができなかったようです。
普通、胃腸炎のイメージは、嘔吐や下痢で全部出てしまって、脱水状態になるようなもので、
便秘など頭の片隅にもありませんでした。
ですが、子供であるということと、便秘体質であるということから、今回のようなことになったのだと思います。
小児救急で相談にのってくださった方には心から感謝したい気持ちです。
反対に、冷たい小児科の対応は、今でも忘れません。
胃腸炎とはいえ、こういうケースもあるのだから、いろんな可能性を考え、処置をしてくれる、
そういうお医者さんばかりではないです。
小児科もどこも混んでいて、先生も疲れ切っているようなところが多いですが、きちんと信頼できる病院を見つけることは
本当に大切だと痛感しました。
その後、娘は翌年にも胃腸炎になりましたが、また同じように腹痛を訴えました。
私は経験を活かし、浣腸をしたところ、同じようにつまっていた便がとれ、痛みがおさまりました。
胃腸炎になると、きちんと食事ができないので、普段よりも便秘になってしまうんだと思います。
これから子育てをする上で、こういったケースもあるということを知っていただくと、お子様が胃腸炎になったときに
解決策になると思い、書かせていただきました。
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