赤ちゃんが生まれてから、
色々とバタバタで落ち着かない日々が続いていましたが
それでも初めての子育てを手探りで行い
ようやく慣れてきたかなと思えるようになったのが4,5ヶ月が経過した頃で、
この頃からミルクだけではなく、離乳食も始まり順調だと思えた我が家の子育てでしたが、
この離乳食の始まりが意外なトラブルとなってしまいました。
ある晩赤ちゃんを寝かしつけて、家族全員が就寝したあと、
夜中に突然の夜鳴きが始まりました。
夜鳴きは良くあることだったので、
ミルクが欲しいか、オムツが汚れたのか其の辺りの原因なのだろうと赤ちゃんを抱っこして、
いろいろ対応してみますが、ミルクをあげてものまないし、
オムツを見ても汚れていないでも泣き止まないこれはどういうことだろうといろいろ考えてみましたが、
思い当たる節もなくただただ赤ちゃんの鳴き声だけが部屋に響いていました。
どうにも泣き止まないので、一度布団に寝かせて、もう一度オムツを見てみたら、
やはり汚れてないなとオムツを戻そうとしたときに、
ふと赤ちゃんの足を持ち上げお尻を見たら、お尻の穴から茶色くて丸い泥で作ったお団子のような物が今にも出てきそうで、
でも硬くて大きなそれが出るにはお尻の穴は小さすぎるので入り口で詰まった状態になっているではありませんか。
そういえば、今日一日便をしていなかったようなと思い出し、
後で分かったのですが、離乳食で便が少し硬くなったのが嫌だったみたいで、
便を我慢していたみたいで、夜鳴きの原因はきっとそれだろうと真夜中の摘便を試みることにしました。
綿棒にベビーオイルをつけてなるべく赤ちゃんに負担がいかないように、
便を少しづつ崩してから出そうとこころみるも便はカチカチでなかなか崩せそうにないので、
ぬるま湯で少しづつ柔らかくしながら30分ほどかけてようやく拳大の便がころんと出てきました。
赤ちゃんも泣き止みこれですべて解決と思われましたが、
これは始まりに過ぎなかったのです。
それ以来、赤ちゃんは便を我慢する癖がついてしまい、
2日に1度くらいの頻度で摘便をおこなわなければいけないようになってしまい、
流石の私たち夫婦も寝不足と赤ちゃんへの心配もあり、
精神的に疲れてしまいましたので、行きつけの病院に相談し、
便を柔らかくするお薬を飲ませて少しマシになりましたが、
それでも便を我慢して、摘便はせずに済みましたが、
3日~4日に一度、嫌がる赤ちゃんの足を広げさせて、
便を出させるように促して気張らせるような事を行わなければならないので、
それはそれで大変でした。
そんなことが1年ほど続きましたが、
おまるでトイレトレーニングが始まる頃にはスムーズな排便も出来るようになり、
今では小学6年生の健康体に育ってくれました。
赤ちゃんの頃のあの騒動は今では夫婦の良き思い出話しとなっています。
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