娘が3才の夏、庭で遊んだ翌日、足に20箇所以上の湿疹が出来ました。
虫除けスプレーもせずに遊んでいたから虫に刺されたのも、
仕方ないな~
かゆそうだな~
と思っていたのですが、本人は全くかゆくない様子です。
3才ではきはきしゃべる方ではないとはいえ、
かゆかったら足を気にしたりさわったりするはずです。
そんな行動を一切しないのでおかしいな?
と思ったのと、湿疹の数が多かったこともあり、皮膚科に連れていきました。
そこで言われた診断結果が、「環状肉芽腫」です。
通常の虫刺されとは違い、湿疹がドーナツ状に腫れる(真ん中がへこんで、外側が盛り上がる)というところに特徴があります。
また、個人差はありますが、完治までに1ヶ月から半年かかるのです。
治療として、虫刺されの皮膚に使用する薬を処方してもらいました。
治るまで1ヶ月毎日塗りました。
湿疹が20箇所近くあるので、塗るのもひと苦労でした。
即効性があるわけでもなく、
毎日治らない湿疹に塗り続けて「意味があるのかな」と思いながら塗っていましたが、
やめたところでよくなる保障もない自分にとっては未知の病気だったので、ひたすら塗りました。
もう1つ、アレルギー用の薬を処方してもらいました。
ですが、こちらは強力な眠気をもよおすものであり、
これを飲んだ翌日娘がいつもの時間に起きて来ずその強さをひしひしと感じました。
1日2回飲むように言われましたが、かゆがって眠れないというわけでもないので、
1日1回に減らしても良いかという相談をしたところOKをもらったので、
これは最初の数日飲んでやめました。
毎日日光にさらされると皮膚は少なからずダメージを受けるので、湿疹が治る間は半ズボンやスカートが禁止になりました。
命に関わるような重大な病気ではないのですが、見た目はよろしくないので、
親としても足をさらすつもりはなかったので、この指導は逆に好都合でした。
お風呂やプールで感染するような病気でもないので、
プレ幼稚園での活動は制限されませんでした。
さすがに他のお母さんの目があるのと、
自分でいちいち「感染しない湿疹ですから」とい言うのが面倒なので、水遊びは服のままさせました。
このあたりは、幼稚園に相談したうえで、
保護者が判断するしかないと思います。
とはいえ、30過ぎてこんな病名初めて聞いたので、
双方の親も「何それ」というリアクションでした。
ネットで検索してもあまり事例が出ず、
1発でこの診断をしてくれた皮膚科の先生のことをとても信頼するようになった出来事です。
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