子供が2か月の時に上の娘からRSウィルスをもらってしまいました。
子供が発症する1週間ほど前、上の娘(当時5歳)が、鼻水程度の軽い風邪を引いていました。
私は、RSウィルスの存在を知っていたので上の娘が風邪をひいたときにRSウィルスだと生まれたての赤ちゃんがいるので困ると思い、
聞いてみたのですが、RSウィルスの検査は、1歳以上の子供では、
入院中などの条件の人しか保険が適用されないらしく、検査してもらえませんでした。
数日後、案の定、下の息子(当時2か月)に症状が出ました。
最初鼻が詰まっていてミルクが飲みにくそうだなぁというくらいだったのですが、
RSウィルスを疑っていたので一応、救急病院に行きました。
しかし、特に悪いところはないと言われ帰されました。
2か月だったため薬も服用できずただ様子を見るだけだったのですが、
その後もよくなることはなくだんだんと咳がひどくなって、
呼吸状態も悪くなり、ミルクを飲んでも全部戻してしまうようになりました。
再び救急病院にかかったのですが、熱がなかったことと、
脱水症状がなかったためRSウィルスの検査も肺炎の検査もしてもらえず、普通の風邪として、また帰されました。
それでも、どうしても心配だったので、次の日、別の病院へ行きました。
そこで、やっと肺炎とRSウィルスの検査をしてもらい入院しました。
診断は、RSウィルスによる軽い肺炎ということでした。
2か月ということもあり、また、RSウィルス自体の特効薬はないため、やはり薬は処方されませんでした。
そのため、入院中は、ミルクが飲めなかったため栄養補給と水分補給のためにブドウ糖の点滴をし、
数時間おきに痰と鼻水の吸引をしてもらいました。
また、肺炎で呼吸状態が悪かったため酸素の吸入もしました。
子供は、1日後には、ミルクを飲んでも戻さなくなり、
2日後には、前と同じ量のミルクを飲めるようになり、3日目に退院しました。
RSウィルスは、発症後か3日目くらいがピークで、
その後、だんだんと回復し、5日から7日くらいで完治するらしいです。
入院までに3日ほどかかったため、うちの子の場合は、既にピークは越えていて、
それ以上重症化することもなかったので入院しても回復を待つだけでした。
退院時に言われたことは、乳児期にRSウィルスにかかり重症化した子どもは、
その後、数年間は喘息のようなぜーぜーする風邪を引きやすくなるとのことです。
ただ、そのまま、喘息に移行することはほぼないとのことなのでその点は、安心してください。
本などによると、RSウィルスも肺炎も熱が出るとあるので熱がないから違うとお医者さんには判断されてしまいましたが、
うちの子のように熱がなくても重症になることがあることを知っておいてください。
お医者さんには、しつこいくらい自分の考えや不安を伝えたほうがいいと思います。
3人目ですが、上の娘の時に病院の先生から母親の勘は、
お医者さんの知識より正しいことが多いと言われたことがあります。
また、上の子がいる場合、上の子が軽い風邪でたいしたことないと思っていても、
RSウィルスは、初回にかかった時にだけ重症化するので、下の子にうつさないよう気をつけてください。
まだ、赤ちゃんはうがいなどもできないので、上の子もまだ小さい場合はむずかしいと思いますが、
可能であればマスクをし、できれば、寝るときは別の部屋にするなどした方がいいと思います。
もちろん、お母さんもマスクをして、軽い風邪も引かないように気を付けてください。
その後、1年たち、下の息子も1歳を超えましたが、
今年も先生が言われた通り、ぜーぜーした風邪をよく引きます。
他の子より酷い気がするので、できれば、重症化するようなRSウィルスにはかからない方がいいと思います。
コメント